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12.月射病
て我に返らぬように芳しい瘴気(ミアズマ)
に目を擦
るふたりぼっちで空咳面映い餞を朝が来るまであなたが我に返らないように海月のスープで気を逸らしたお別れをユーモアで飾り付け冬空の円周を歩く moonbeam君が好き
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6.ZZZZZ
で時間通り鳴り響くメロディ滞りなくすよう
に目を擦
ったまた今日も一人微睡んだ夢現メロディ文字通りのグッドモーニング手をかざしたふらふらふらこの気持ちどうやっていたずらにもやもや朝もやそんな寝言は寝てから言えって?
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6.Coat
せいか焦がす胸の奥は軽い隅の埃が舞うたび
に目を擦
り垂れる水の音が響く想像と記憶と瞬間を刺す匂いがして千鳥足で追いかける憧憬夏の透明な同系色の中に溶けた継ぎ接ぎのまま駆け出した日のせいか濡れる靴の先は重い次の街へ
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15....more
膨らんでいく」そんな事言ってあなた眠そう
に目を擦
る笑い合う度に思う「時よ止まれ」不意に見せるその顔が時を止めた目まぐるしい日々の中その刹那に愛の意味が少しわかった気がした(Love you now and fo
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1.Magical Door
る朝湯気の立つポリッジ鼻歌が混じる眠たげ
に目を擦
るこの子は昨日の夢を話してくれた初めて聞いた振りをしてみせる頷きながら遠い昔の日わたしも少女だった頃には不思議な夢を見たあれが夢か現実なのかはもう誰にもわからない
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6.セイタカアワダチソウ
を振っていた僕は強い風のせいで思わずすぐ
に目を擦
った淡く切ない僕の最後の合図まるで急かすように反対側で手を振って笑う君を滑り込む電車が音を立ててかき消した1.2.3もない最後の合
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5.素晴らしい世界
「あれは残業の景色なんだよ」と君は眠そう
に目を擦
りながら独り言のように呟いてる商店街のシャッターが閉まり終電車は最後の片道を重たそうにひどく軋みながら二人の影を瞬かせて消えた帰り道頭をめぐるのは明日の不安ばかり
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1.素晴らしい世界
「あれは残業の景色なんだよ」と君は眠そう
に目を擦
りながら独り言のように呟いてる商店街のシャッターが閉まり終電車は最後の片道を重たそうにひどく軋みながら二人の影を瞬かせて消えた帰り道頭をめぐるのは明日の不安ばかり
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6.僕らの足跡
やっていつだって気付かぬ振りで眩しい朝陽
に目を擦
っていた厭になった逃げたかったそれでも歩いた手にしたすべてを捨てて歩いたひとりぼっち路迷って逸れてしまっても僕らの後ろに残る足